一般社団法人 日本抜毛症改善協会

第29回日本臨床毛髪学会シンポジウムにて講演

平成六年十一月二~三日第二九回日本臨床毛髪学会学術集会が開催されました。
その中のシンポジウムにて講演をさせて頂きした。

毛髪に関する学術的な知見を深める大変良い機会でした。今回は多くの毛髪外科の先生が目立つ学会となった気がします。

私の登壇させて頂いた講演では、代表的な改善事例に絞りながらそのプロセスや具体的な取り組み方法に関してシェアさせて頂きました。

抜毛症の認知が広がる中、毛髪外科のドクターの方々が課題としている事の中に抜毛症の当事者の方がクライアントとして来院された際に、治療を受けたいがために抜毛症は寛解していると虚偽の申告をされる場合があるのだそうです。

そのまま虚偽の申告に基づき治療を進めていると折角治療した部位を抜毛してしまい取り返しのつかない事になる場合があるという話を伺いました。

このように悲劇のような状況にならないようにするためには、今後協会との連携を強化して抜毛症が寛解していないクライアントの場合は抜毛症改善プログラムを受けて再発防止認定を取得した後に治療を開始する事が非常に安全で有効と考えております。

今後も医療機関とのこのような提携を強化していく事がひとつの目標となりました。

講演
湘南美容外科AGAチームのみなさんと
日本臨床毛髪学会:白澤会長と一緒に