一般社団法人 日本抜毛症改善協会

内田さん

美容師の仕事は、見た目を美しくするだけではなく、心に喜びや楽しみ、勇気などを与えることができる素晴らしい仕事だという信念を持ち、長年美容に携わってきました。
その中で出会った抜毛症改善カウンセラーという仕事は、美容と心理学を兼ねたその信念をさらに上にいくすごい仕事だと思い、その門を叩きました。

抜毛症のカウンセラーとしての学びを受けている時は、普段のお客様対応と違う対応に戸惑い、頭でわかっていても口で話し始めるとしどろもどろになってしまったり言葉に詰まってしまったり、一方的な説明になってしまったりと本当に私で人の人生を変えてしまうような改善に導いていくことができるのか不安でした。

でも実際にカウンセラーとして対応し始めて、今まさに抜毛症で苦しんでいるクライアントさんを眼の前にした時、不安よりも何とかしなくてはという気持ちの方が強くなり、抜毛症改善のキーワードからたどり着いた文献、書籍を読むことが日常になっていました。

今数名のクライアントさんがプログラムに挑んでいますが、改善は簡単なことではないなと痛感しています。

が、それでも月1のカウンセリングの中でクライアントさんの考え方の変化や気づきが少しずつ感じられるようになり、お会いする度に嬉しいと感じています。

自己の変化と共に少しずつ改善している自毛を見て嬉しいと喜ぶクライアントさんの顔を見ていると、改善に導くカウンセラーとして今後もいろいろな角度からの学びを深めていきたいと思っています。

導くということはとても難しいことではありますが、新たに広がった美容師の形に気が引き締まる思いです。